飽きっぽいのは長所でもある!
わたしはとても飽きっぽい。
典型的な三日坊主。
誰かが三日坊主でもまた思い出したときに再開すればいいというようなことを書いていて、気が楽になったことがある。
思えば、手帳に書いている日記も思い出したときにしか書かないし、寒くなってくると編み物をしたくなる(くせに、完成する前に飽きてしまう)し、連続していなくてもいいのかもしれない。
飽きっぽい人はたいてい、熱しやすいタイプなのではないだろうか。
最初の熱量が大きすぎて、好奇心という燃料が燃え尽きるのも早い。
早い段階で、いろいろ知識を吸収して、ある程度吸収したところで満足して飽きてしまう。
そしてまた別のなにかに熱中する。
また飽きる。
そうして初級編の知識ばかり増えていく。
だけどそれは、人との共通点をどんどん増やしていることに等しい。
知り合った人と、会話できる材料がたくさんあるということ。
注意するのは、知らないことはきちんと知らないと伝えるということだ。
知ったかぶりをしても相手にはすぐバレる。
一度はやろうと思ったことがあるものなのだから、全く興味がないわけではないし、正直にこれだけしか知識がないということを相手に告げ、知らないことを教わればいい。
飽きっぽいことはよくないと思っていたけれど、案外、話題の幅が広いと喜ばれることが多い。
飽きっぽいことは、わたしの長所だ。